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十二秘色のパレット 2 (2) 十二秘色のパレット 2 (2)
草川 為 (2005/07/05)
白泉社

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出先では極力荷物を増やしたくないと思っているのですが毎回覗いて毎回痛い目に遭うのが本屋さん…。良く行く本屋さんの品揃えがヘタレ…じゃなかった私好みじゃないのが一番の問題なのかもしれないのですが、新幹線駅に隣接した某本屋さんの品揃えは常にポイントを突いてくれています。探していた本が巧い具合にいつも並んでいる気がする。

で、その流れで往路に購入してしまったのがこの作品。一気買いです。そして新幹線内では寝たほうがいいかなと思いつつもまんまと一気読みでした。
触れたものから色を奪う(秘色)特殊技能者・パレットは、世界一美しい色の羽を持つ都の宝の鳥と組み色を得てさまざまな品を創り上げるのが使命(?)。そのパレットの養成学校に通うセロの成長物語……かな?

特に一巻の、グエル先生のお話が好きです。あのローテンションというか無表情っぷりはそこから来ているのかと。どうしても乗り越えられない痛みというものはあると思います。雪が綺麗と思えないほど凍り付いてしまった心を簡単に解かしてしまったセロとグエル先生のその後がどうなるのか気になるところです。恋愛要素は今のところセロには全くといっていいほどないですけれども。壁掛けを手にじっと凍土を見つめるグエル先生の幼少期のコマを見ながら思わず“マーマ、今行くよ”と突っ込んでしまったことは内緒です。

表紙(カラー)の、目にパッと飛び込んでくる鮮やかな色彩のせいもあるのかもしれませんが、中身のモノクロページでも十分に南国の雰囲気・鮮やかな極彩色が目に浮かんできます。草川先生の元気いっぱいな作風(でもお話はしっとりどころも兼ね備えている…最強……)は大好きです。めぐる架空亭もちょっと前に読みました。これまた元気なお話(主人公は貧弱)なのですが“架空亭”原作者・雪村千鳥の葛藤とか、ああ、そうくるかと。そういえばこちらの本は別題の読みきり・“999番目のハナ”が素敵でした。登場人物がみんないい子なんですよね~…。













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