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砂時計 (8) 砂時計 (8)
芦原 妃名子 (2005/12/20)
小学館

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評判だけを見て一気に購入してみたのですが大当たりでした。10巻(ファンブックみたいなの)も買ってしまった……アホですハイ。この土日で一気に読破。余韻にどっぷり浸っておりますよー。

両親の離婚をきっかけに、母方の実家がある島根に引っ越してきた杏の、恋物語…というか成長物語。母親の自殺がずっと心に残り(そりゃそうだろうと思いますが)、支えてくれるといった大悟を傷つけ好きだからこそ一度は決別し、二番目三番目でもいいといった藤くんを傷つけ…と紆余曲折しながら結局は…と、ハマるひとはハマるんだろうな、と思わされる作品です。もちろん私もハマッたひとの一員なのですが。ひとつの世界がリアルタイムで繰り広げられるわけではなく、一定期間を読みきり形式で続けていく(オムニバス?)形だったので読みやすかったというのも特筆すべきでしょうか。あと、絵が好みです!

一巻冒頭で、思い出の砂時計をいらないと言い切っているので、あれれ?と思っていたのですが、最後にやっぱり大悟とくっつくというのは善くも悪くも少女漫画(というか“創作”)だなと思いました。現実はそう甘くはないのだよハア…とため息をつきつつも、そういった厳しさやらしがらみやらを求めているわけではなく、むしろ(忘れかけた)夢を求めて創作物を読んでいるのであのラストは拍手喝采です。
恋愛に限らず、誰しも忘れられないひとというのは少なからずいると思います。恋愛に限って言えば、この作品の杏と大悟のように必ずしもお互いがお互いを嫌いになって別れるパターンばかりではないし、だからこそ引きずるってのもあるのかもしれませんが…。そのまま引きずり続けるか、自分の心に折り合いをつけて思い出にしていくか、その後の処置は人それぞれだと思うのですが、滑り落ちた砂時計の砂が戻らないように過ぎた時間は戻らないのだから、そうなる前のひとつひとつの瞬間を大切にしていかなければいけないなーと。そのときの過ごし方であたたかい思い出に昇華できるかどうかもかかってきますし。なんだか自分で何書いてるんだかよく判らなくなってきましたが、同年代の方が読むといろいろ身につまされる部分が多いんじゃないかなーという作品ですよって話でした。

どうでもいいですが私は藤くん派です。杏と付き合い始めた前後のテンパリぶりが可愛すぎる…! 













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