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後宮 2

後宮 2 (2) 後宮 2 (2)
海野 つなみ (2006/09/13)
講談社

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二条が出産しつつ実兼(雪の曙)と密通しつつ子供まで生まれてしまってさあ大変、のあたりまで掲載されています。

元となった“とはずがたり”を読んだことがなく、人物名を覚えるだけでもひいこら言っていたので、今回ようやく原作の方を検索してみたのですが……す、すごいですね。このドロドロっぷりもまだまだ序章か……。さらっと書かれているものの、自分ではどうにもできない心の奥深い部分まで描かれていて素敵です。二条の置かれた環境が環境なだけに、ああいうどっちつかずの心情に至ってしまうのはある意味仕方のないことなのかもしれませんし、そうなってしまうと何が一番とも明確に区別できなくなってしまうのだろうし……理屈じゃないよなあ、うん。古典の時代にすでに文書としてそういった心情がせつせつと綴られているのはすごいなと思います。古典の時代だから、余計なのかな?

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